IIgsとMacintoshをつなぐ

AppleTalkでLANする
目的
 現在のインターネット環境にIIgsを接続する事は非常に困難です。IIgsは漢字が高速表示出来ません。メモリー的にも画面解像度から考えても実用になるとは思えません。そこで 高速のMacintoshでAppleIIのファイルをダウンロードしてIIgsに転送しAppleの実行ファイル(実行ディスク)を作るのが妥当でしょう。ファイル数が少なければフロッピーでの受け渡しでも良いでしょう。でも多くなったら?・・・・・・・LANでしょ やっぱり!
と いってもIIgsにかなりの能力が要求されますので?


必要な機材
1) IIgs+増設メモリー+ハードディスク+GSOS6.01

  (ハードディスクがない場合OS507+RAMディスクですが・・未実験です)
2) シリアルモデムポートの付いたMacintosh
3) AppleTalk アダプターとそのケーブル(写真はphone-talk-adapter)

   (Mac同士をつなぐときプリンターケーブルでOKですが、この場合うまくいきません)

Mac側の設定
こちらがサーバー(親機)になります 例 LC575+OS7.53
コントロールパネルの共有設定でネットワークID、パスワード、MACの名前を入力します
例 ネットワークID=575、パスワード=575、MACの名前=575
そしてファイル共有開始のボタンをクリックします 準備OKまで数分かかります
Ethernetを持っている機種ではappletalkの接続先をモデムポートにします(コンパネ内)

IIgs(GSOS6.01)
こちらがクライアント(子機)です
systemフロッピー7枚組のうち1枚目のinstallFDを入れてのinstallerアイコンをクリック
customizeを選択してupdateの対象を起動HDを選ぶ。
スクロールすると中程に、NetworkAppleshare から NetworkServerStartupまでの7つの項目を順次インストールする インストールボタンがグレイアウトする場合すでにインストール済みと考えて良い 途中systemtool2を入れたりinstallerを頻繁に交換するよう指示される。 再起動する
MACとIIgsをモデムポート同士AppleTalkアダプターとそのケーブルでつなぐ
1)起動中にIDを聞かれた場合 575と入力
2)コントロールパネル内にAppleshare,Network,FolderPrevが増えているはず。
FolderPrevの設定(特になし)

Networkの設定(GS/OSにチェック)


3)
コンパネのSLOTで#2をappletalkに切り替えること

1〜3は順番わすれました 多分3,1,2かな? 再起動します
コンパネのAppleshareを開くとサーバーに575が見えていればOK

ID(NAME)とパスワードをいれて

MACのボリューム(HDの名前)が表示されるのでクリック反転してつなぐ このときチェック入れると次回起動時に自動的につなごうとする

とIIgsのデスクトップにApplesharのアイコンが出ています。これがmacのハードディスクの内容です。

 MACのファイルネームの漢字は文字化けします


今更ながら 仕事で使うEthernetの早いのを思い知らされますが、古きよき時代はモデムポートのスピードでもパソコン同士がリンク出来るのは画期的なことでした。追加のハードがほとんど不要でこれだけ出来るのに感激です。



Go Happy AppleII Life!!